高級感あふれるジャカード織がお部屋をグレードアップする「ウイエ」

ウイエ

もともとジャカード織は製造に手間がかかる織物でしたが、現代ではコンピューターを使うことによってコストが削減され、より複雑な柄を織ることが可能になったようです。立体的な織り柄には高級感があり、落ち着いた雰囲気を持つことからカーテン生地としても人気があります。今回は、そんなジャカード織の歴史や魅力に迫ってみました。

 

◆ジャカード織の歴史

織物は、人類が文字を使用する以前から様々な日用品に用いられてきました。

織物の組織は「平織・綾織・朱子織」の3種類となりますが、「ジャカード織」は、これらが複雑に組み合わさり、柄に凹凸を持たせて織られた生地のことを指します。それゆえに単純な柄でも、ペッタンコで平面的な素材より高級感が生まれるというわけです。

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ジャカード(Jacquard)というのは、その織機(しょっき)を1801年に発明したフランス人のジョセフ・マリー・ジャカール(Joseph Marie Jacquard)さんの名前からとったもの。

(※【織機】生地を織る機械)

実のところ、織機のルーツは中国の空引機(そらひきばた)なのだそうです。空引機は、2人体勢で動かす人力の織機です。それがヨーロッパに伝わり自動織機が発明されましたが、さらにジャカールさんが画期的に改良したことで、長く後世に残ることとなりました。

この織機は、パンチカード(紋紙)という穴の開いた厚手の紙に柄の情報を記録し、機械の動きを制御して生地を織りあげます。

このパンチカード、以前テキスタイルデザイナーだった私にとっては織機と関連する記憶しかありませんが、IT関係の方は「コンピューターの父」といわれる、チャールズ・バベッジさんがジャカード織機をヒントにして、パンチカードをプログラムに活用するアイデアを生み出したという歴史の方が身近なのではないでしょうか。

コンピューターという存在すらない時代から、既に織物で活用されていたパンチカードは素晴らしい発明でした。しかし、どんなに進化を遂げても、そのパンチカードで生地を織り上げることは非常に手間やコストがかかったのです。つまり、一度作ったら、やり直しがきかない代物だったということ。

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それゆえに、私も昔は、「え~、もう紋紙(パンチカード)が出来ちゃったから無理だよ~」なんてセリフを何度も聞いた記憶があります。

しかし、それがコンピューター制御になったことにより、ジャカード織のあらゆる可能性が広がったのです。

 

◆日本におけるジャカードの歴史

実は、ジャカード織機が日本にやってくる以前に、奈良時代に中国から渡ってきた空引機は、京都の西陣で高い技術が必要とされる高級な絹織物を織るために活用されていました。そこで、西陣織の基礎が築かれたとも言われています。

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それから時を経て、日本に初めてジャカード織機が導入されたのは明治6年(1873年)のこと。明治維新後、東京への遷都ですっかり元気がなくなっていた西陣が復興をかけて、フランスのリヨンから技術と織機を持ち帰ったのだそうです。

私が初めてジャカード織機を目にしたのは30年ほど前なので正直うろ覚えですが、「なんだッ、このうるさい音と、でかい機械は!?」というのが、私ボンクラ新米デザイナーの感想でした。「これは柄の情報が全て入っている紋紙だ」というニュアンスのことを説明され紋紙を見せられても、なんだかワケがわからず「へ?」という感じ。当時の関係者の方々、お忙しいなか私のようなボンクラ新米デザイナーのためにお時間を割いていただき恐縮です。本当にお世話になりました。

あのころの記憶が甦れば甦るほど、

明治の時代にフランスのリヨンへ日本人が出向き、自動織機について学び、しかも、織機を持ちかえることが、どれほど大変なことだったのか想像もつきません。しかも、帰国したのは派遣された3人のうちお2人のみで、もう一人の方は1年遅れて帰国する際、織機と一緒に遭難してしまったのだそうです…。

そんな犠牲を払いながら輸入されたジャカード織機は、導入後すぐに活用されたわけではありません。それから何年も時間を経て、機械を改良していくことで、やっと国内に広まっていきました。

時代と技術の革新の陰で、信念を持ち命をかけて進化をもたらしてくれた多くの人に感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。今の世が便利なのは、たくさんの人の苦労と努力のうえに成り立っているということを、決して忘れないようにしたいです。

 

◆ジャカード織の進化と魅力

コンピューター制御によって、あらゆることが可能になったジャカード織は、その進化の速度を緩めません。

現在では、プリントと見間違えるぐらい、その色合や精密さは高度になり、「フォトジャカード」と呼ばれるものもあるようです。「え?じゃあプリントでいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それが微妙な凹凸感を持つジャカードで作るからこそ高級感が付加されるというもの。また、当たり前のことですが、その質感は平面的なプリントとは違い、空気を含んだような温もりを感じられることが特徴です。

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つまり、どんなに製法が進化を遂げても、ジャカードの価値観は変わらないということです。質の高いライフスタイルに寄り添う、少し温もりを感じるジャカード織。

凹凸感だけで柄を表現できるので、ジャカード織のカーテンは比較的色のコントラストが抑えられ、洗練された上質感を演出するタイプが多いかもしれません。また、温もりがあり落ち着いた雰囲気があるので、オーソドックスな雰囲気のお部屋にも、和室にも、ナチュラルな雰囲気のお部屋にもピッタリですよ。

ジャカードの歴史と進化、そして魅力に迫ってみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

◆ナチュラルなジャカード織カーテン「ウイエ」

もしも今、通販でジャカード織のカーテンを探し中にお立ち寄りいただいたならば、どんなお部屋にも合わせやすい、優しい雰囲気を持った既成カーテンがありますので、ご紹介しますね。

しかもオーダーカーテン並みに高い品質基準でつくられています。

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上写真 ウイエ ベージュ

小さな葉っぱをナチュラルな雰囲気に織り上げたカーテンじゅうたん王国の「ウイエ」は、生地に高級感とボリューム感があるジャカード織のカーテン。とても優しい色合いのコントラストが、心を和ませてくれます。

カラーは落ち着いた印象の「ベージュ」と、優しいトーンの「アイボリー」。どちらも柔らかいコントラストですが、「ベージュ」の方がわずかにコントラストが明確で、「アイボリー」の方が少し無地調に近いものになっています。

ウイエ

上写真 ウイエ ベージュ

ウイエ

上下写真 ウイエ アイボリー

ウイエ

ヒダ山部分には目の細かい高級芯地が貼られ、裾部分はオーダーカーテン並みの10cm巾で折り返され丈夫に縫製されています。これらの表からは見えにくい品質の高さが、窓辺に飾られた際の芸術的なカーテンウエイブを形づくっています。

ウイエ

上写真 ウイエ ベージュ

決して主張せず優しい、けれど存在感があるジャカード織カーテン。それがカーテンじゅうたん王国の「ウイエ」です。

ウイエ

なお、カーテンじゅうたん王国は、「ウイエ」以外にもジャカード織カーテンを取り揃えておりますよ。

ロッタ ピンク

上写真 ロッタ ピンク

ロッタ ベージュ

上写真 ロッタ ベージュ

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上写真 カイル ブラウン

カイル アイボリー

上写真 カイル アイボリー

アウトレットセール中の商品もございますので、是非、覗いてみてくださいね。こちらからどうぞ↓
ジャガード織カーテン売り場

 

◆洗えるカーテンのお洗濯方法

なお、カーテンじゅうたん王国のカーテンは、すべて洗えるカーテンです。お家でお洗濯した際にも、カーテンじゅうたん王国のように厳しい品質基準で丈夫につくられたカーテンならば安心ですよ。カーテンのお洗濯はどうしたらいいの?という方は、こちらの「お手入れ方法」をご覧ください。

 

ちなみに、こちらのブログでは、発明者であるジャカールJacquardさんの名前に沿ってジャード織と表記いたしましたが、ジャード織という風に、カに濁点をつけて表記される場合も多くあります。繊維業界の方は、ジャガードという方が多いかもしれません。実は、私も以前はジャガードと言っておりました。お好きな呼び方でどうぞ。^^

 

カーテン選びコンシェルジュでした。